'04.12.22「黒い罠」(この映画について)


たつみどん
ヨッシー
にかちゃん
     
こっちで始めましょ。    
  にかちゃんはパソコンの前を離れているんですかね?  
そんな感じだね。    
  ちょっと遅刻が続いてしまって、申し訳なかったですね  
少し待ちましょう。    
  そうですね。  
    ごめーーーーんっ!
きた〜!    
  いや、こちらこそ今月も遅刻してしまった  
早速始めしょう!    
  ハイ  
    だんなが帰ってきたばかりでもうちょっとはずしてもいいですか?すんませんです。
  じゃあ、少しだけ始めるの遅らしましょう  
どぞ!待ちますよ。    
あれだったら30分ぐらい遅らせますよ。    
  それじゃ何時ぐらいからですか?  
    すみません。いつもなら10時半には帰ってくるのにぃ
23    
  OK!  
    了解です。すみません。ほんとに
    お。お待たせいたしました
お疲れ。    
    本当ーーに申し訳ない
  それじゃ始めますか?  
    1時間遅れですみません。
行きましょう。    
  はい  
では率直な感想を。    
  どうでした?  
    わかりやすーいキャスティングでしたね(笑)
俺、面白かったよ。どんでん返しとかあって。    
  おー!良かったぁ  
単純な勧善懲悪でもないし。    
    ストーリーはとっても面白かった。
ただね、堪能するタイプとも違うなあと思った。    
セリフ多すぎで字幕追いかけるので精一杯だったよ(^^;    
    じっくり見込むというより勢いで楽しめる娯楽作品だよね。字幕2人分一度に出るしね
  これって50年代ぐらいの映画でしょ?  
58年らしい。    
    モノクロの良さを再確認しました
  他にも「キス・ミー・デッドリー」邦題が「キッスで殺せ」って言うのがあるけど、それも「黒い罠」を面白いと思ったらお薦めです  
ヨッシーは以前から黒い罠って知ってたの?    
  はい  
  はじめて見たのは六本木だった  
???    
  俳優座でしたっけ?  
    リバイバル上映してたんだー。
なるほど。    
  その時に、昔のハリウッドの凄さを知りました  
    それでもオーソンウェルズにとっては納得する出来ではなかったようだよね
シナリオは確かによくできてたな。    
  始めの爆弾をしかけるシーンあったでしょ?  
うん    
    うんうん
  あれってワンカットで撮ってるじゃない  
    ずいぶんと長まわしだなぁーと思った
うん。あの長回しが一番俺的によかった。    
  あれって当時の技術の限界の秒数なんですよ  
というと?フィルムの長さってこと?    
  そうです  
あれ何秒あったんだろ?    
    へぇー。どこで爆発するかすごくドキドキさせられたよ
  爆弾のタイマーをセットした時の分数と、実際のフィルムの長さを一緒にしているんですよ  
すごい!    
それはわからなかったなあ・・・。    
  確か3分何十秒とかだったと思うけれど、ちょっと嘘かもしれない  
    ある意味今の映画よりも緻密に出来てるよねぇ
当時は誤摩化しきかないから大変だったろうね。    
    歩数とかも全部決まってるんだろうなぁ
何回もリハーサルしたんだろうね。当時はフィルムも高価だったろうから。    
  僕の感覚からすると、最近のハリウッドのアクションものとかCG使った映画とかって、「黒い罠」の足元にも及ばない。と言う拘りがあります  
俺的に一番驚いたのはクレーン撮影の技術。今と比べても遜色なかったよ。    
    俳優さんもエキストラもスタッフもプロという感じだなぁ。
    私は音楽が必要以上に使われていないことに感動しました
劇中で効果的に使われてたね。    
  僕の好きな映画の一つに音楽が極力使われないってのはあるかも…  
  北京ヴァイオリンとかは、また違うんだけど  
    北京ヴァイオリンは音楽の映画だからね
    必要最低限の音しか入っていないシンプルさが気持ちよく映画を観れる
  しょっちゅう映画を観ていたときは、音楽があると邪魔に感じていた。  
でもあのやかましい店の騒音の中で、ぐーぐー眠ってた奥さんはありえなかったけど。    
クスリ嗅がされてたのかな?    
    こちらの気持ちを勝手に左右させる効果音とか音楽は邪魔だなぁと思うな。あの奥さんはかなりのツワモノ也
映画音楽はそれ自体が主張しちゃうと失敗なんだよな。難しい。ホント。    
  いやーなんと言うか久しぶりに観れたので僕はそれだけ満足しているのです  
でもなんでメキシコが舞台なの?    
  そう言えばそうですね。時代背景として、リアルな設定だったんですかね?  
なんかそこだけがよくわからんかった。    
    どこまでがアメリカでどこまでがメキシコなのかがすごーく微妙だった
確かに(^^。    
前半はその舞台設定や登場人物の関係がよくわからなくて、字幕が読みにくくてかつ展開が早いからついて行けなかったorz...    
  多分、深く考えて観る映画じゃ無いのかと思ってます。  
    バーガス夫妻は国際結婚なわけ?
だと思う。    
    で、事件があったのはメキシコ側?
  爆発はアメリカ  
  爆弾が入ったのがメキシコ  
  で、取りあえずは良いですよね?  
    あ。そうか。早く帰れ帰れって言われてたもんね
そうだったのか。なるほど。    
  でも行ったり来たりは自由らしい  
  最後はメキシコ側ですよね  
  奥さんが薬にやられたのは、アメリカ側  
むずい・・・。    
    グランディ(?)の店は?メキシコ側?
メキシコじゃないの?    
    奥さんが運ばれたホテルは?
  そう言えば、そこらへんは分からないで観ていた気が…  
俺もわからん(^^;    
    うーん。カオス。
ところで、ヨッシーが六本木で見た内容と、今回ビデオで見た内容は一緒だった?    
  実は始めのシーンなんだけど、爆弾のタイマーは何故かデジタルで覚えていた  
    すごく簡単そうな仕掛けだったね
  今回、車が爆発したのに覚えていたシーンが出てこなかったら観直してしまった  
  なんか頭の中で勝手に内容を変えていたみたい  
記憶の問題か。話しの流れは一緒だったって事か。    
ヨッシーにとってこの映画の魅力は何だったの?    
  取りあえず始めのシーンが衝撃的だった  
俺もあのシーンが一番印象に残った。あとラストかなあ。    
    暗殺犯はやっぱりあの娘の彼氏だったよ。ってことだよね。
うん。あのドンデン。    
  あと主人公?よりもオーソン・ウェルズの方が印象に残っていてね。  
ん?監督の名前として?    
  いや俳優として  
    昔、雑誌に英会話ができるようになるーっていうのに出てたよね<オーソン・ウェルズ
俺も最初はそれで知った。>英語教材    
  はじめはみんな英語教材ですよ  
    意外と大男で驚き
  精錬潔白の刑事よりも、悪徳警官の方が人物としてちゃんと分かりやすかった  
悪人顔でしたよ。確かに。    
  後から映画監督って知ってビックリした記憶がある  
俺、市民ケーンとか第三の男は観た事ある。    
  市民ケーンはどうです?観た事無いんですけど…  
普通に面白かった。    
  今度はやっぱり観て見ようかな  
当時の映画の作り方なのかなあ。娯楽調って感じでした。    
  そうですよね娯楽映画ですよね  
確かに最後、今回の映画みたいに考えさせる部分はあったんだけどね。    
伏線がちゃんと張ってあって、やっぱり考え抜かれて作ってあるね。オーソンウェルズの映画ってみんな。    
    どっちも見たことあるはずなのに思い出せない。。。。
  黒い罠しか観た事無いけれど、よく練られてる気はしますね  
  第三の男は観たなぁ  
    次から次へとストーリーがきれいに組み立てられているので安心して観れる感じ
第三の男は高校生のときに観たけど・・・全然覚えておりませぬ。唯一最初のタイトルバックだけ覚えてるぐらい(^^;    
  僕も全然覚えてない。ただ面白かったって事だけで…  
今ってさ、テレビと映画って、役割分担してるでしょ?    
  はい  
    録り方も全然違うっていいますね
  だいだいフィルムじゃ無いもんね  
でもこの頃って映画が全部賄ってた感じがするんだけど。    
    テレビの浸透率のせいかなぁ
  それはありますよね  
娯楽性が第一だったんだろうね。    
だから話しを覚えていない(^^;    
  そ、そうだったのか…  
観てる間は確かに楽しいんだけど。    
  楽しいですよねぇ  
    先が読めてもそれが嬉しい
まあ、俺の場合は痴呆気味だからってのもある。    
    ぐはっ
  そこは非常に共感できちゃう自分が、大分心配  
ヨッシーが一番若いのに!    
    20すぎたら細胞ばんばん死んでますから
  最近、おとなのための頭を鍛える計算ドリルを買いました  
    100マス計算はいいらしいぞ
  実はこの歳にして三日坊主…  
後で本屋覗いてみるわ。    
  やると面白いですよ  
あんがと!    
ボケ防止に!    
    でも子どものころって車のナンバーとか電車の券とかの数字を計算してませんでした?ゲーム感覚で。
え?そうなの?したことない。俺、ハクション大魔王状態なの。数字に対して。    
  今もやってますね。  
    やるよね
  何となく暇だとね。  
どうやってゲームにするの?    
    足したり引いたりかけたり割ったりするの
  それで10に何とかする  
    そうそう
ええ!衝撃!    
  でもね数字は一度しか使えない  
    そうそうそう
  色々な方向から10にする為に試みるのですよ  
    順番はどうでもいいの
一度しか使えないって?どういうこと???    
  5983とかあるでしょ?  
はい    
  この時に5983の数字は一度しか使えない。でも足したりして出てきた数字は、続けて使用するんです  
  これだと9ー8は1でしょ  
  3‐1は2でしょ  
うん    
  5×2は10って感じです  
なるほど。    
それで10にするのか。    
天才!    
    3×8=24 24‐5=19 19‐9=10
  おー!そっちの方が高度な気がするなぁ  
それって関東だけじゃない?    
    えーっ。そうなの?
  えー!?そうかなぁ  
    楽しい時間つぶしなのにー
  ねぇ?  
    おすすめです(笑)
今度やってみる。    
  是非!  
    前頭葉の訓練になるらしい
ジンマシン出なきゃいいけど。    
    キレづらい子になるらしい
  ゲーム脳はヤバイらしいですね。無表情、無感情、すぐにキレル子どもが出来あがるらしいです  
子どもにも勧めなきゃね(^^;    
    勧めます。
では話しを戻してと。ところで、印象に残ったシーンってあった?    
  始めの長まわし、モーテルで奥さんが誘拐されるところ、あと最後のシーンかなぁ。ディートリッヒがとても良かった  
    ディートリッヒが出てくるところは、さすが
    圧倒的な存在感でした
うむ。俺もそうだな。なんだ。みんな同じ?    
  後、音楽もヘンリー・マンシーニだったんですよね  
  「ティファニーで朝食を」の音楽もマンシーニ何だよね。この前、サントラ買ったんだ  
    ひまわりもそうじゃないかな。たしか。
有名な人なのか・・・。    
  うん、名前が出てこないんだけど、もう一人有名なサントラの人いるでしょ  
誰?    
  なんか名前が出てこないんですよ。  
うん?代表映画って?    
  すっごい有名なんですよ。もうホラーからマカロニから何でもやってる。  
    ジェリー・ゴールドスミスか
    オーメンの人。
  いや、違う人です  
  エンニオ・モリコーネだ!  
    ニューシネマパラダイス!
そうか。あの人か。    
    今調べたらエクソシストとか海の上のピアニストもそうだったー<モリコーネ
http://movie.goo.
ne.jp/cast/2089/
index.html
   
すごいね。    
  ただ単に知らないだけなんだけど、マンシーニとモリコーネが映画音楽の二大巨頭って感じ  
    ピンクパンサーとかコロンボもマンシーニらしい
    まさに巨匠。
http://movie.goo.
ne.jp/cast/2981/
index.html
   
確かに巨匠だ。    
    すごいスタッフそろえて作られてるんだなぁ
  贅沢な作りをしてますよね  
  両方とも作品を見ると、知っている作品が沢山ありますね  
    ほんとだねー♪
あと、セリフで印象に残ってるところってあった?    
    ディートリッヒの「あなたは未来は使い切った」ってところ
  ディートリッヒの「大した男だった」とか何とか言ってたところ  
あの人、一言一言が重いよね。全部意味を持たせてある。    
    ストーリー自体には全く関わってこないのにあの存在感
    あんなにタバコを素敵に吸う女性もなかなかいまへん
  初めて観たとき誰が出演しているのか知らないで観て、ウェルズとかディートリッヒとかって後でしってビックリしたんだよなぁ  
ディートリッヒとオーソンウェルズがキャラ的には立ってたね。確かに。    
    チャールトン・ヘストンはもっとかっこいい気がしていたんですが。。。。。
が?    
  薄い感じがした  
うむ。    
    おや?ってくらいただの人だったのは何故?
あと、ジョーおやじのカツラに爆笑した。    
昆布かよ、みたいな。    
  面白かったですよね。全然、威厳が感じられなかった  
    あんなに手下がいるとは思えない小者っぷり
最後裏をかかれて殺されちゃうし。    
    しかもあの死に顔。
  ファミリーの血は濃いって事ですかね  
    目張りも濃かったし
観ててオヤ?って思う場面てあった?    
  ヘストンと途中で仲良くなっちゃう人が居たでしょ?なんかイージーな感じはした  
    ウェルズの相棒?
  ダイナマイトの確認を牧場にしに行った人  
    割りと初期からヘストンが何とかしてくれるかも的表情してなかったっけ?
  実は始めの方は人が多すぎて、誰が誰だか分からなかったり…  
顔の区別が・・・あっちの人はみんな同じに見える!    
白黒だったし。    
    下っ端顔(笑)
そうそう(^^;    
    検察だの刑事だのなんだのってごっちゃりいたからねー
あと、ウィンランの心境が把握できないままだったなあ。    
    心の闇を吐露せずに終わっちゃったもんね
  なんかね、どうも映画会社に切りまくられたらしいですよ  
そこの部分だったのか!切られたの!    
  どうも、映画の焦点がウェルズに当たりすぎるから、カットとか勝手にされたらしくて…  
orz    
  数種類のバージョンがあるみたいです  
俺DVDバージョン108分だったけど。    
他にも出てるの?    
    私もDVD版観ました
  僕はビデオで同じ分数でした  
じゃあ同じだね。    
    もーっ。映画会社のばかっ
  多分、これが正規盤?って言って良いか分からないけれど…  
奥さんが殺された辺りから何か狂ってきたみたいだけどね>ウィンラン    
もうちょっとその辺りのエピソードがあったらラストの物悲しさが引き立つのに。    
総じて、全体的な感想はありますか?    
  完全版観たいですね  
    観たいですねー。ぜひとも。もっと掘り下げられたやつを
ホントに存在するのかなあ。あれば確かに観たい。    
    もったいないです。今では120分以上あるだるい映画もいっぱいあるのにっ!
  全体の感想としては、昔から沢山の人が言っているけれど影と光のコントラスト、執拗な長まわしが印象に残っています  
    モノクロなだけに影の果たす役割は大きいよね。
  壁にうつる影とか良かったですよね  
俺は最初に言った通り、ストーリー的に面白い映画だと思った。ただ、もう少しあの悪徳警部の過去や心情にスポット当てていれば、ラストのドンデンももう少しインパクトがあったのではないかと思う。そこが残念。    
撮影手法については結構感動したし。面白かったです。    
    映画会社としては悪は悪で善は善で終わらせた映画がお望みだったということかな。もったいないなぁ。
あ、多分そうだろうね>映画会社    
  撮影手法とか、ちゃんとしたことは分からないけど、純粋に格好良いと思った。  
とりあえずヨッシーも満足したようだし・・・いいんじゃないでしょうか(^^;?    
  はい。僕のとても好きな映画の一つです。  
    DVDにはいろんな言語の字幕が入っているのも感心いたしました
    タイ語すらあった
  へぇ〜  
うん、確かに色々あったね。    
他に言い残した事があればどうぞ。    
  僕は特に無いです  
    ディートリッヒの顔はモノクロならでは。
    ヘストンの顔はカラーの方がよい。多分。
はっはっは!ディートリッヒの顔、もう一回見直してみます!