'04.1.31「ラヴソング」(この映画について)


たつみどん
ヨッシー
にかちゃん
     
これで見える?    
  見えております  
えっとね、今度はにかちゃんが・・・    
  参加できないのでしょうか?
飲み会で遅くなるって(^^;    
  あー仕方が無いですよねぇ。  
ま、とりあえず我々で進めて行きましょうか    
  そうですね  
で、ラヴソングですが、どうでした?ヨッシーにとっては?    
  いやー、いまいち分からなかったです。  
話が?    
  なんか、緩いと言うか、甘いと言うか、羨ましいと言うか…。  
  ストーリーとしては、ユルユルですよね?  
ユルユルって・・・(^^;その・・・具体的に言うとどんなとこだろ?確かに昼メロの映画版という気はしたが・・・。    
  まずですね、日付が出るでしょ?あれが映画なのに映像で表現してない気がして…。  
  なんか、映像で語らない所が安直な気がします。意識的でないと思うし…。  
はいはい。10年の間の出来事なんだけど確かに映像では語ってないですね。「暑い」っていう描写はあったけど香港だから・・・季節感はないか。    
  なんだか時間の経過と共に表現されるべきの心の機微をいい加減に扱っているようで抵抗を感じました。  
難しいね。でも俺なんかは「触れ違う二人を描くありふれた話」を割と丁寧に扱ってるなあと思ったんだけど。いい加減って感じたのはどういう描写で?    
  とても安直に思えてしまったのです。僕の中で主人公の二人は、それぞれの人生の中で交わるべきだし、あんなに長い間すれ違わせるなんて…。意地悪な感じがしてしまった。  
主人公2人に同情したってことか。    
  多分、僕の言ってる事って映画の批評以前に自分の「気持ち良さ」のズレに不満を感じているだけなのだと思います。  
でも最終的には自分の「気持ちよさ」で測るしかないからね。映画の感想は。    
  うーん…。多分、僕が待てなかっただけなんだと…。出来れば再会した所で終わるよりも、その後の希望のある生活を描いて欲しいだけなんじゃないかなぁ、と思うのです。ワガママなだけですね…  
あの後もアメリカで生活したのだろうか。二人は・・・。    
  どうなんですかねぇ。ツアー客に「外国に行った人は皆、後悔してる」ような事を言わせていたし…  
でも香港には奥さんがいるだろうし・・・広州や天津に戻ってるか?・・・いや、ありえんな。    
  確かにそうですねぇ。  
  あのままアメリカのレストランで働いているのでは…  
そだね。レイキウも折角グリーンカード手に入れたわけだし。で、レイキウという女性についてはヨッシーどういう感想持ってる?    
  僕は単純なので、すぐに好きになってしまいました。  
どういうところがいい?表情?    
  なんだかんだ言っても、面倒見が良さそうなところですかねぇ  
俺、最初ダメだった。典型的な狡賢い中国人女性って感じで。でもパウ親分を最後に見捨てなかったところから急に感情移入できた。表情も全然違うように見えたよ。    
  確かにそこからですよね。あそこで船を下りると思ったら、一緒に旅立っちゃった。  
あれが観客の気持ちをぐっと掴む手法なのかね?前半のレイキウの行動はそのためのエサみたいなもんで(^^;。でもあのパウ親分、役所としては一番おいしい気がする。    
  そうですよねぇ。悪そうな役柄なのに、実は良い人なんだぁって印象だし、死んじゃう所だって本人は余り危機感を感じてないで、子どもとジャレていたら撃たれてしまった。って感じですよね。  
好きな人の気を引くために、ミッキーマウスの入れ墨彫るような甲斐性なんか俺にはない!    
  あのセンスは酷いと思いますよ。あの演出は全くリアリティを感じなかった。どうも全体的にこの映画はキャラクター設定が半端な気がします。  
  だいたい、あれだけしかコミュニケーションを取ってないのに、いきなり「ミッキー彫るなよ!」とか思いました  
はっはっは!でもそうか。俺はあれをすでに「映画のことだから・・・」ってある程度差っ引いて見てるんだよね。ほぼあり得ないことなんだけど。演劇の舞台装置や役者のオーバーなしゃべり方みたいに。ヨッシーはあくまでリアリティーにこだわるって感じ?    
  いやー多分、僕が間違った鑑賞の仕方をしているんですよ。  
いえいえ。映画鑑賞の仕方にいいわるいはありませんって(^^;。    
  あのですね。この映画を観たときの自分の、精神状態が余り受容的で無かったんですよ。結構、斜に構えてしまっていて…。  
シウクワンの優柔不断なキャラクター設定はどう思った?    
  あのキャラクターは、典型的なダメ男だなぁって思った。  
ダメ男!はっはっは!    
  それを見捨てずに相手をしてくれるんだから、レイキウって良い女だなぁって思った。  
  でも、故郷の彼女と同じ物をプレゼントする所なんて、昔の自分を見ているようで…。まぁ今も、変わってない気がしますが…。  
あれはスゴイ!つかヨッシーもスゴイ!    
あの気持ちはわかる?    
  解ると言うか、似たような事をやってしまった経験があって、結局「あなたの人格を疑うわとか言われてしまいました  
ゴメン。爆笑した。    
  いや、無問題ですよ  
つかヨッシーも二股かけてたってことか!    
  いや違うんですよ。二股かけられて、修羅場になって相手の男が折れたので「解決したんだから飲みに行く?」とか言ったんですよ。本気で相手の男性が、付き合っている彼女の事を考えているとは、思ってなかったんですよねぇ  
ゴメン。大爆笑。    
  イヤー問題無いですよ  
その話の続きはおいおい聞くとして、この映画で意味の分からないシーンてあった?    
  英語の先生なんですけど、あれってクリストファー・ドイルって事は無いですよね?  
いや、そういうことらしい。    
  あー、そうなんですかぁ。あれ良かったですよねぇ。母国でドロップアウトしてアジアに流れてきて、最後はHIVに感染してしまって…。  
  典型的なダメ白人ですよねぇ  
  でも愛があった気がするのです。そこに何とは無く、郷愁を感じたと言うか…  
俺はあんまり知らないんだけど<クリストファー・ドイル。カメラマンだよね?    
  そうです。一時騒がれたアジア映画のカメラを担当していたかと…  
  今回、見ていて一番感じたのは色が僕の好きな色だった。人の顔とか、風景とか変にボカしたりしてる所もあるんだけど、「アジアだなぁ」って何故か思ってしまって、それがとても気持ち良かった。  
同じNYを映していても、撮り方がアジアって感じしたな。そう言えば。    
  ウワー!文字が大きくなってる  
  何故?  
ひ・み・つ。    
  BOO!BOO!  
印象に残ったシーンは?    
  にかちゃんが参上致しました!  
どうすりゃいいんだ?やりかたわからん!    
  以前、僕が遅れて来た時は、どのようにしたのでしょうか?  
これでどうだ!    
    ずびばぜん。ずびばぜん。
  これで良いのでしょうか?  
    (土下座中)
はっはっは!旦那さんがお相手してくださいましたぜ!    
  三人とも居ますよね?  
いるよ。    
  あー大丈夫だぁ  
    本当に申し訳ない!
  いや、お疲れ様でした  
お疲れ!    
    鬱憤のたまった母はすごいでした(笑)
はっはっは。とりあえずこれまでのやり取りのメール送るね<にかちゃん    
    よろしくお願いしますです。
  なんか映画の批評を全くしてないですよねぇ。自分の妄想ばかり話してしまった気が…  
    妄想(笑)
妄想いい!    
  ウーン…。自分の都合の良い女性像を追い求めているだけなんじゃ無いか?と…  
    だははは。なるほど(笑)
  それで人の作った作品にケチつけてるんだから、性質が悪いですよねぇ  
おもろかったよ。で、メール送りました。にかちゃんの感想はどんな感じ?    
    今メール見中です。私の感想は、あんな男はいやっ!ですが、映画としてはすごくよかった。叙情的で。
やっぱ「いや!」か(^^;。    
    いーやーだー(笑)
優柔不断過ぎってこと?    
    レイキゥにもシャオティンにも失礼はなはだしいでしょ?
  そ、そうですよねぇ…  
  あれは人として、やはりダメですよねぇ?  
    同じ男性として感情はわかります?
う〜む。彼はまだ幼すぎたんだよな    
  そ、そうなですか?モラトリアムの形成が、出来てなかったのですかねぇ?  
恋愛とか婚約とか結婚とかが整理できてなかったんじゃないの?    
言葉の意味がね。    
    女性たちを結局とことん追い詰めた感じ。でも大陸の女性たちは強いなぁ。
確かに強い。俺の知ってる大陸女性はみんなあんな感じだが・・・偶然?    
  偶然じゃない無いと思いますよ。  
    アジアって、(といっても私の知る範囲の)男性よりも女性がしっかりしてるんだよね。どこの国でも。
  多分、視線が違うんですよ。  
少なくとも漢民族の男が女の尻に敷かれてるのは確か。この目で何回も見た。    
    男性は「なんとかなるさー」って感じで女性は「なんとかするわっ!」って感じ。
  その違いって大きいですよね  
    マギーちゃんなんか正に「自分の人生自分でなんとかするわ!」というのがほとばしってた。特に前半。
  それが途中で、親分の庇護下に入ってしまう所に、男性の一方的な視点を感じてしまう。  
他のアジア映画でもそんな感じで描かれてるのかな?    
  他のアジア物はどうなんでしょうか?  
    「あの子を探して」という映画の主人公の女の子は正にそんな感じでした。怖いほど。
  どこの国の作品ですか?  
    中国の映画です。
    チャン・イーモウの映画。
http://www.spe.co.jp/
movie/anoko/
   
ところで、この映画にどういう意味を持たせようとしてテレサテンの歌を持ってきたんだろう。    
  そこは観ていて、気になりましたね  
    日本でのテレサテンは知っているけど、香港や中国でも歌のタイトルで映画が作られるほど人気があったってことなのかなぁ。
  素直に考えると大陸人の心の拠り所としてのテレサ・テン。なのかなぁ?と思いましたが…  
人気はすごかったらしいよ。    
    甜蜜蜜は元はインドネシアの歌らしいです。
へぇ〜×12    
  映画の中で使われていると、普段聴かない音楽でも「良いなぁ」と思ってしまいます  
    甜蜜蜜の意味が知りたくて調べていたら出てきて、けっこう、テレサの歌ならこれ!っていう人が多いみたいだったよ
    テレサテンベストでも借りてきちゃおうかな。
いいかも(^^;    
  僕の周りの4〜50代男性は、テレサ・テンマニアが数名居ます  
    年齢層の広いカラオケでは誰かが必ず歌うよね。
  盛り上がると、僕は全くついて行けなくなります  
彼女、結構政治活動に結構首突っ込んでたみたいだね。    
    そうなんだ!
  死んだときも、色々と不穏な噂が流れていた気がします  
若いときから国民党の軍隊のPRに使われてたらしい。テレビでやってた。    
  イヤー、有名になってもそんなんじゃ、ちょっと嫌ですね  
    どうしても政治に利用されてしまうのかなぁ。
とにかく祖国統一をいつも叫んでたって。純粋な気持ちでだと思うけど。    
    台湾でも人気あったんだろうなぁ。
http://www.universal-
music.co.jp/polydor/
artist/teresa/
   
    クリスチャンだったんだ。
父親が軍人か。    
  結構、クリスチャンの人たち多いですよね?  
    自分がクリスチャンでありながら誰がクリスチャンか良く知らないよ(笑)
香港返還、テレサテン・・・大陸へ戻って行くっていう示唆?    
  あの映画って製作はいつだったんですか?  
1996年らしい    
    97じゃないっけ?
    本当に返還があったころですね。
そうだね。1997.7.1だったけ?    
  じゃあリアルタイムで観たら、結構リアリティを感じれたのかもしれないですね  
    返還直前は香港でもテレサのカセットは売れなかったのかな。本当に。
この映画見る限り、なんか大陸の人って香港に強いコンプレックスあったみたいだね。今もかもしれないけど。    
    同じ中国でもずいぶん差がありそうだもんね。
    シウクワンがサインもらったのはどの時期かなぁ。
サイン背中に書いてもらって平然と街を歩いてるのが笑った!    
    ずいぶん香港にいてもあの田舎者っぷりったら(笑)
  あの鈍感さも、観ていて好き嫌いが分かれそうな気がしました  
にかちゃん、印象に残ったシーンはありますか?    
ヨッシーも    
  僕はアメリカの安アパートみたいなところで、親分の買ってきた肉を、手をベトベトにしながら食べている所が好きです  
    うーん。ところどころに出てくるFortune Storeと、パウ親方のミッキーとクリストファードイルの駄目男だけどいい男っぷり、最後のレイキウがシウクワンを見たときの顔が好き。
    結構シーンとしては印象深いところが多い映画でした。
俺はATMで残額を確かめるシーン。表情とリアクションがおもろかった。あと、香港の横断歩道って黄色なんだね。    
  全然気付かなかったです。  
    よく見てるーっ。
あとキスシーンも。レイキウずるい!    
    最初の?
  最初のキスシーンは確かに印象に残ってますね  
    あの水餃子はうまそうだったし。。。。
  ウンウン、食べ物がとにかく美味しそうだった。  
    でもあんなに当たり前のようにボタンをはめようとする男なんているのだろうか?中国は男女の感覚が日本と違うのかな。
いないいない!演出でしょ!    
    だよねー
  恥ずかしいですよね?でも二人きりだったら、案外分からないかもしれないですよ?  
    つきあってなくても?
  イヤァ、そこなんですけどね。二人とも自分の気持ちに素直になってないでしょ?気付かないようにしている、と言うか  
シウクワン、わかっててやってるような・・・気のせい?    
    私もちょっとそんな気がするんだよなぁ。
    あのタイミングは。
結構、奴はその後の展開も上手かったみたいだし(^^;    
    その割にはわかってんのに肝心な時に決断が遅い
  そうなんですよねぇ。ただ選択を相手に投げてしまっている所が、まるで自分を見ているようで嫌だったんですよね…  
スマン。大爆笑。    
    おまへさんもかい(笑)
  まぁ、ダメ男の出てくる映画はなんだかんだ言って、実は好きだったりするんです。  
俺も好き。自分と比べてあーだこーだ考える(^^;    
    んもう!と思いつつも嫌いにはなれないんだよなぁ。キャスティングも上手かったし。
  ただですね、そこで幸せになんかなったりすると「ウソでしょ?」とか思ってしまう。  
それは自分の状況と比べ過ぎるからじゃない?(^^;    
ウソウソ    
  やっぱり、ダメ男はそのままダメダメのまま、日常が続いて行かないと。  
    観客に読まれるほどカンタンに幸せになられちゃね(笑)
  そうなんですよ。読めたら現実でも苦労なんてしないですよねぇ  
むずかしいなあ。映画作るのも(^^;    
    シウクワンもだめだめだもんなぁ。シャオティンかわいいのにっ。
  シャオティン可愛かった。もっと早く出せば良かったのに…  
    苦労もしないけど、おもしろくもないよね(笑)
    おまけに彼女もとってもたくましい大陸の女だった
さてさて。そろそろまとめの方に・・・。    
色々話はでましたが、全体を通すと、それぞれ映画としては楽しめました?    
  素直な気持ちで観る事が出来れば良かったと思います。多少、斜に構えて観てしまったので…。でも面白かった。  
    けっこうべたべたのストーリーなわりに見終わった後からじわじわインパクトが強くなる映画です。私はとても楽しめました。観てる間も観終わった後も。
  ベタなんだけど、観れちゃいましたよね。  
    やっぱりマギーちゃんは大女優だなぁ。演技派だなぁと。。。。
  確かにマギー・チャンは良かった。途中で表情が変わりましたよね?  
変わった。    
    うんうん。結構前半は子憎たらしい顔してるんだけど、どんどん可愛い女の人になってく感じ。
  一人で生きるって感覚から、誰かと共にって感じで、グッと来た。  
これだけは言っておきたいことはあります?    
    車でハンドルに頭もたせてクラクションが鳴ってしまうあたりから後のシーンの顔もナイスでした
    パウさんはかっこいいです。(ちっちゃいけど)
  NYで車から逃げ出す所が、一番好きかもしれない。親分も良かった。最後、死んじゃう所がとても印象に残った。  
    弱い者には決してコブシを握らない人だった
俺は5、6年前にこの映画一度見ていたんですけど、今回言われるまで忘れてました(^^;。内容はそんな大した話でもないんでしょうけど、でも上手く観ている人の感情を揺らしてるなと思います。マギー・チャンがやっぱいいです。    
普通に楽しめる映画かな。    
    私も以前衛星放送でしかも無声で観たんだけど今回観てテレサテンの歌があって印象がとてもやわらかくなった。
    甜蜜蜜の歌詞がまたマギーちゃんの心象をあらわしているのかなぁ。と。
  結局マギー・チャンとテレサ・テンが良かったってなっちゃうんですかね?  
はっはっは!    
    レイキウのおばちゃんも結構よかった。
    純粋に愛に生きていた人っていう女性像で。
シウクワンの、じゃないの?    
    あ。そうだ。
  あー忘れてた!最後良かったですよね?すっごい美人で、ホールデン(だっけ?)と一緒に写っている写真が出てきて。  
確かに美人!    
    そうそう。誰にも理解されなくてもいいっ!てとこがまたかっこいいなぁ。と。
ああやって死ねるのは幸せなのかも。    
  実際に、こういう人って居たような気がしますよねぇ。  
いるね。俺もあんな感じになりそう・・・。いつまでも夢見ながら孤独死(^^;。    
    いや。それは寂しいな(笑)
グループホームでも立ち上げよう(^^;    
    いいね。お茶飲んで饅頭食いながらみんなで映画を見て、あーだこーだと話すの
  良いですねぇ  
  早くそうならないかなぁ  
    老後は決まったな。
  マッタリですね  
決まり!    
    老後に見ても結構おもしろいかも。この映画。
    で自転車二けつのシーンで皆で歌うの。甜蜜蜜。
  改めて考えると、歴史的に大きな流れの中で一生懸命、生きようとする人々を描いていて、それなりにメッセージ色が強いかもしれないですよね。  
    そうだね。環境が変わっても国が変わっても、人として変わらないところも変えられるところもあるんだな。
そね。とりえず、「好き勝手映画批評グループホーム」を老後に向けて作ろうという結論でこの映画は一度締めましょうか(^^;。<なんちゅうまとめじゃ。    
    老後まで決定するとは恐るべしテレサテン。ちがうか(笑)